インストール
このガイドでは、Figramのインストールとセットアップ方法を説明します。
前提条件
- Node.js v18以降(またはBun)
- Figma Desktop
クイックスタート
1. CLIのインストール
npm install -g figramまたはnpxで直接実行(インストール不要):
npx figram <command>2. ダイアグラムの作成
npx figram init現在のディレクトリにdiagram.yamlテンプレートが作成されます。
3. FigJamプラグインのインストール
- Figma Communityからインストール
- FigJamファイルを開く
- プラグインメニューからfigramプラグインを実行
4. ライブ同期の開始
npx figram diagram.yamlFigJamプラグイン上で:
- YAMLファイルの
docIdを入力 ws://127.0.0.1:3456に接続
ダイアグラムが表示され、YAMLを編集すると自動的に同期されます!
CLIコマンド
figram init
diagram.yamlテンプレートを作成します。
npx figram initfigram build <file>
YAMLをJSON形式に変換します。
npx figram build diagram.yaml# 出力: diagram.jsonfigram serve <file>(デフォルト)
ファイル監視付きでWebSocketサーバーを起動します。デフォルトコマンドのため、serveを省略できます:
npx figram diagram.yaml# または明示的に:npx figram serve diagram.yamlオプション:
| オプション | 説明 |
|---|---|
--port, -p | ポート番号(デフォルト: 3456) |
--host | バインドするホスト(デフォルト: 127.0.0.1) |
--no-watch | ファイル監視を無効化 |
--allow-remote | リモート接続を許可 |
--secret | 接続にシークレットを要求 |
--icons | カスタムアイコンファイルのパス |
アイコン表示
Figramは利用可能な場合、FigJamの標準クラウドプロバイダーシェイプを使用します。これには以下が必要です:
- FigJam Pro、Organization、またはEnterpriseプラン(標準シェイプライブラリを含む)
無料プランユーザー(カスタムアイコン)
無料プランでFigJamの標準シェイプにアクセスできない場合、ノードはラベル付きのシンプルな矩形として表示されます。以下の方法でカスタムアイコンを追加できます:
オプション1: figram-icons.yaml(推奨)
ダイアグラムと同じディレクトリにfigram-icons.yamlファイルを作成:
version: 1icons: aws: "compute.ec2": "./icons/ec2.png" "database.rds": "./icons/rds.png" "compute.lambda": "./icons/lambda.png"アイコンファイル(PNG、JPGなど)をicons/フォルダに配置:
project/ diagram.yaml figram-icons.yaml icons/ ec2.png rds.png lambda.pngサーバーを起動 - アイコンは自動で検出されます:
npx figram diagram.yamlオプション2: diagram.yaml内にインライン定義
ダイアグラムファイル内に直接アイコンを追加:
version: 1docId: "prod"icons: aws: "compute.ec2": "./icons/ec2.png" "database.rds": "./icons/rds.png"nodes: - id: web provider: aws kind: compute.ec2 # ...オプション3: 明示的なアイコンファイル指定
カスタムアイコンファイルのパスを指定:
npx figram serve diagram.yaml --icons path/to/my-icons.yaml優先順位
複数のアイコンソースが利用可能な場合、以下の優先順位でマージされます(高い順):
- インラインアイコン(
diagram.yaml内) - 外部ファイル(
figram-icons.yamlまたは--iconsフラグ)
これにより、共通アイコンを外部ファイルで定義し、特定のアイコンをインラインで上書きできます。
公式アイコンのダウンロード
以下から公式クラウドプロバイダーアイコンをダウンロードできます:
- AWS: https://aws.amazon.com/architecture/icons/
- GCP: https://cloud.google.com/icons
- Azure: https://learn.microsoft.com/en-us/azure/architecture/icons/
アイコンパスの解決
- 相対パスはYAMLファイルの場所から解決されます
- 絶対パスはそのまま使用されます
- 対応フォーマット: PNG, JPG, JPEG, GIF, WebP
- 注意: SVGはFigJamの画像APIでサポートされていません
階層フォールバック
アイコンは階層的なマッチングをサポートします。例えば、compute.ec2のアイコンを定義すると、より具体的なアイコンが定義されていない限り、compute.ec2.t3やcompute.ec2.customにも使用されます。
Claude Code プラグイン
Claude Codeを使用している場合、FigramプラグインをインストールすることでYAML構文のヘルプやトラブルシューティングガイドなど、AIによるダイアグラム作成支援を受けられます。
インストール
# マーケットプレイスを追加/plugin marketplace add 7nohe/figram
# プラグインをインストール/plugin install figram利用可能なスキル
| スキル | 説明 |
|---|---|
figram-diagrams | YAML構文、プロバイダー、パターン、トラブルシューティング |
インストール後、Figram YAMLファイルで作業する際にClaudeが自動的にこれらのスキルを参照します。
リモートアクセス
デフォルトでは、サーバーは127.0.0.1(localhost のみ)にバインドされます。他のマシンからの接続を許可するには:
npx figram serve diagram.yaml --allow-remoteセキュリティのため、--secretで認証を要求できます:
npx figram serve diagram.yaml --allow-remote --secret my-secretクライアントは接続時にプラグインでシークレットを入力する必要があります。
トラブルシューティング
WebSocket接続の問題
- CLIサーバーが実行中か確認(
npx figram serve) - ポート(デフォルト: 3456)が使用されていないか確認
- プラグインの
docIdがYAMLファイルと一致しているか確認
プラグインが読み込まれない
- Web版ではなくFigma Desktopを使用していることを確認
- コンソール(表示 > 開発者 > コンソール)でエラーを確認
YAMLバリデーションエラー
npx figram build diagram.yamlで詳細なエラーメッセージを確認- 必須フィールドがすべて存在することを確認(YAML仕様を参照)